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みなさん、昨日は『砂男』公演にお越し頂きありがとうございました。
昨日の公演は、来場者数こそ神奈川近代文学館での四谷シモン講演会に及びませんでしたが、内容的にはものすごい成功だったと自負しております。
ただ、私のなかでその感想がまだうまくまとまっていなということと、私が書いても客観性を欠くという二つの理由から、昨晩おみえになった四方田犬彦さんから、今朝、「 舞台の不思議な余韻は今でも続いています」というメールを頂いたことを紹介して、とりあえずの報告とさせて頂きます。
さてうってかわって今日は、昨晩の公演のために東京に来られたダニエラ・シャローム・ヴァガータさんから、明日から神保町のギャラリーメスタージャ(http://www.gallerymestalla.co.jp/、千代田区西神田2-3-5千栄ビル1階、TEL=03-6666-5500)ではじまる四谷シモンの人形とデッサンの展覧会の準備をぜひみせて欲しいというご依頼があったので、午後1時からヴァガータさんをご案内し、その後、四谷シモンとともに、国立近代美術館で開催されている「花と人形」展の最終日の展示にすべりこんで、ヴァガータさんに同館所蔵の四谷シモン作品『解剖学の少年』をお見せし、それから一転新宿へ移動して唐組の赤テントを訪問して唐十郎さんに挨拶し、またまた一転して紀伊国屋画廊に行き、四谷シモンの古い友人浜いさをさんの人形展を訪問するというかなりハードなスケジュールとなりました。
それでもヴァガータさんは四谷シモンとそれを取り巻く状況がものすごくよくわかったと、とても喜んで京都に帰られました。
ヴァガータさんは日本語がほとんどできないのですが、それでもなんだかんだと、三人で5時間ほどずっと話しをしていたことになります。ただ話といっても難しい話をしていたわけではなく、フェリーニ映画がとても好きでフェリーニを尊敬しているというヴァガータさんに合わせてフェリーニ映画の話をしたり、途中で四谷シモンがイタリア映画『刑事』のテーマ・ソングを歌い出したりと、和気藹々と、けっこう楽しく過ごすことができました。四谷シモンとヴァガータさんは、ともにフェリーニの『カビリアの夜』を見ていて、あのシーンがよかったこのシーンが良かったと、うまく波長も合ったようです。
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